2010年10月29日

【群馬】「子供がショックで吐いた」「児童たちの心のケアをして」 保護者から学校へ連絡-小6女児マフラー首吊り自殺★3

桐生市立新里東小6年、上村明子さん(12)が自殺し、両親が「原因は学校でのいじめ」と訴えている問題で、大澤正明知事は27日、「(いじめ問題が起きると)いつも学校側は『気づかなかった』と答えることが多い。掘り下げて検証しないといけない」と述べ、再発防止のため県として徹底検証する考えを示した。一方、県教委は同日、いじめに関する県内の全小中学校生へのアンケートに着手、調査用紙を35市町村教委に配布した。各教委も独自に実態把握に乗り出すなどいじめ対策が本格化している。【鈴木敦子、鳥井真平】

 大澤知事は定例会見で、報道陣の質問に「県として重く受け止めなければならない。教育長と連携して、再発しないよう努力したい」と述べた。また一般論とした上で、いじめ自殺が起きた時に「気づかなかった」と答える学校側の対応を批判。明子さんについては「いろんなシグナルを発信していたのではないか。それをしっかりと受け止めることが最も肝要だった」との見解も示した。

 問題を受けて県教委は27日に各市町村の教委にアンケート用紙を電子メールで発送、週明け以降に県内の小中510校の全児童・生徒に記入してもらうよう依頼した。質問は「嫌な思いをしたこと」の有無のほか、悪口を言われたり、仲間はずれにされた経験など6項目。隠れた被害の掘り起こしを図る。回答期限は設けないが、県教委は11月中が望ましいとしている。

 これとは別に、各教育委員会レベルでいじめの未然防止に向けた対策も始まった。

 前橋市や伊勢崎市、太田市など通常2学期中にいじめ調査を実施している市教委は、未実施の学校に早急に調査するよう指示。兆候がある場合は報告を求めた。

 安中市は27日に教頭会議を開き、いじめの未然防止に向けて意見を交わした。同市教委の担当者は「言葉や暴力などみえる形のいじめがなくても孤立した子供に関心を払うことが大切だ」と話し、同様に藤岡市の担当者も「孤立児童がいないか各校で調べている」。沼田市は11月2日の校長会議でいじめ問題について話し合うという。

 ◇新里東小に教育相談員 不眠訴える児童も
 桐生市教育委員会によると、26日から新里東小に配置した教育相談員のカウンセリングを受けた児童は、26日に2人、27日に1人だった。いずれも6年生で「眠れない」「1人でいると不安になる」などの悩みを訴えたという。また、6年生児童2人が「自宅で不眠を訴えた」「気分が悪くなって吐いた」と保護者から学校に連絡があり、「児童たちの心のケアをしてほしい」と依頼されたという。明子さんのクラスは現在、担任に加え、別の教諭が補助に入り、指導にあたっている。

 同校は今月末に学校生活について尋ねるアンケートを予定していたが、いじめに関する問題など内容を一部変更して早ければ29日にも実施する
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