2010年10月06日

【調査】 箸や将棋の起源は? 中国 70.85%、日本 5.53%・・・上海サーチナ

 新華社が運営するニュースサイトの新華網はこのほど、箸(はし)と将棋の起源をめぐって、フランス人の夫と大げんかをしたという、中国人女性の話題を紹介した。サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が同問題についてアンケート調査をしたところ、西洋で中国文化が理解されていない理由は、「国として文化の宣伝が足りないから」と、自国側の努力不足を認める回答が最も多かった。

  新華社が紹介した夫婦は、夫がアジアの文化を好んでいるにもかかわらず、箸も将棋も日本人の発明で、「中国は後になってから、パクった」と言い、譲らないので大げんかになった。夫のフランス人は、「小さいころから箸や将棋の起源は日本と書かれている本を読んだ」と主張したという。

  文章は、日本は政府と民間が早い時期から、箸や将棋などの「文化」を西洋に紹介してきたと指摘。一方、中国は、1940年代には日本の侵略戦争で大きな被害を受け、社会は崩壊の瀬戸際まで追い詰められたと紹介した上で、日本が黙々と経済発展に励んでいた1950-70年代、◆現実を無視して大失敗した経済の「大躍進」◆古い文化の一方的破壊を目指した「破四旧」◆全国を大混乱におとしいれた10年間の「文化大革命」◆周恩来首相失脚を目指した「批林批孔」――など、大きな旗振りのもと、各種の政治運動を行うばかりだったと、自国の歩みを批判した。

  文章によると、最近になり経済力をつけた中国は、文化センターや孔子学院を世界各地に建設し、自国文化の宣伝に力を入れているが、欧州人の頭に染みついた考え方は、なかなか消えないと主張した。

  上海サーチナのアンケートはまず、箸や将棋は、「どの国のものか」と尋ねた。回答者の70.85%が「中国」と回答(5日午後3時現在)。「日本」は5.53%、「韓国」は8.03%だった。

  「外国人が箸や将棋は、中国が日本からパクったものと思うのはなぜか」と尋ねたところ、最も多いのは「中国に、国として文化の宣伝が足りないから」との回答が36.18%と、最も多かった。「日本が中国より早く、文化の宣伝を始めた」との回答は22.61%。「西洋人の考え方が、先入観から抜け出せないから」は、30.65%。同問題について大きな、または一部の原因が、自国側にあると考える人が多いことが分かった。

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◆解説◆
 中国では、象牙の箸が紀元前1100年ごろには使われていたとの記録がある。古くは「箸」と呼ばれていたが、南部方言で「停滞」と同音であるために縁起が悪いとされ「竹かんむりに『快』」の字を使うようになった。現在は、同文字に「子」の字を加え「クァイヅ」と呼ぶことが一般的。

  将棋の起源は、インドで発生した「チャトランガ」というゲームとされている。西方に伝わりチェスになった。もともとは、人物や動物を形どった駒を使っていたが、中国では円盤型の木片に漢字で駒の種類を書くようになった。中国では将棋を「象棋(シァンチー)」と呼ぶ。

  日本では5角形の駒を用い、自分と相手の区別が見やすくなった。また、「持ち駒」という独自のルールが考案され、ゲームの様相が飛躍的に多彩になった。将棋系のゲームにかんする全世界の愛好者数はチェス、中国の「象棋」、日本の「将棋」の順
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